私がフランスで修行していたのは今から7年前のことです。 帰国してから今回が2度目のフランス訪問だったのですが、 やはり感じることは、日本のように変化に富むことが少ないように思います。 それは、良き文化や伝統をしっかり守って行くことに重きを置いているということなのでしょうか。 菓子においても同じことが言えます。 自分の納得のいく商品を、流行り廃りのない菓子を作り続けているのです。 もちろん、時代の流れやお客様のニーズは変わって行くものですので、それに伴いセンスと技術を磨き続けることは当たり前なのですが、やはりそこには、「自分」というものがしっかりとあるということを感じさせられます。そしてまた柔軟に物事を考えられるというのも、「自分」に余裕があり、自信があるからこそできることだと思います。
パリの[Jean-Paul HEVIN]でも、当時からのヴァンドゥーズのシャンタールとマイにも再会してきました。 シャンタールはとても気さくで誰からも好かれる女性です。当時もいつも優しい言葉と厳しい言葉をかけてくれていました。 接客技術とかではなく、顔の表情からにじみ出る人柄の良さがあり、お客様と接することに関してはまさにプロだと感心させられます。 HEVINさんは残念ながら、我々と行き違いで日本のサロンに行かれており留守でしたが、とっても心を満たしてくれる再会でした。 パリを訪れる大きな楽しみの一つが、あの方たちと会うことです。