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1月の末、弊社パティシェール小松・柿澤と3人でフランスへ行ってきました。
今回はその旅で感じたことを少しお話させて頂きます。
 
 

私がフランスで修行していたのは今から7年前のことです。
帰国してから今回が2度目のフランス訪問だったのですが、
やはり感じることは、日本のように変化に富むことが少ないように思います。
それは、良き文化や伝統をしっかり守って行くことに重きを置いているということなのでしょうか。
菓子においても同じことが言えます。
自分の納得のいく商品を、流行り廃りのない菓子を作り続けているのです。
もちろん、時代の流れやお客様のニーズは変わって行くものですので、それに伴いセンスと技術を磨き続けることは当たり前なのですが、やはりそこには、「自分」というものがしっかりとあるということを感じさせられます。そしてまた柔軟に物事を考えられるというのも、「自分」に余裕があり、自信があるからこそできることだと思います。


パリの[Jean-Paul HEVIN]でも、当時からのヴァンドゥーズのシャンタールとマイにも再会してきました。
シャンタールはとても気さくで誰からも好かれる女性です。当時もいつも優しい言葉と厳しい言葉をかけてくれていました。
接客技術とかではなく、顔の表情からにじみ出る人柄の良さがあり、お客様と接することに関してはまさにプロだと感心させられます。
HEVINさんは残念ながら、我々と行き違いで日本のサロンに行かれており留守でしたが、とっても心を満たしてくれる再会でした。
パリを訪れる大きな楽しみの一つが、あの方たちと会うことです。

今弊社でも、「日本一ありがとうが溢れる店」を合い言葉に毎日仕事をさせて頂いておりますが、今回の旅でもとても大切なことを再確認できました。
たとえばどこかのお店に入ります。日本ではお客様から挨拶することは少ないでしょう。しかし、「Bonjour」(こんにちは)と言って店に入り、何も買わなくても「Merci」(ありがとう)と言ってお店から出る。何気なく普通に目にする光景ですが、自分の普段を恥じました。
そうです!買う人も売る人もお互いが「ありがとう」なのです!日本では「どうも」とか「サンキュー」とか「すいません」という言葉で感謝の意を表すこともありますが、やはり「ありがとう」の言葉にかなうものはありませんね。
相手の目を見て心を込めて「ありがとう」。たかがそんなこと・・・、ではなく、ものすごく大切だなと強く感じました。
そして一時も早く帰って、みんなにお礼を言いたくなりました。
フランスという国で自分が教わった人生における大切なことの数々をずっと大切にして、
そして日本人としての誇りと美学を持って生きていきたいと思います。
いろんな思いを思い出し、そして新たな気持ちで仕事に向かっていけます。

「ありがとう」    一日の中で会う人皆にその美しい言葉を伝えたい。
そしていつも一緒にいてくれる家族、スタッフに毎日心から言いたいと思います。

みんな!本当にいつもありがとう!!               慎一

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